【日本国債】日本国債とは?日本国債の格付けについても解説します

日本国債

資産運用の手段の一つとしても知られているのが「日本国債」ではないでしょうか。国が発行しているからこその安心感から人気がありますね。

そもそも日本国債とはどういうものなのか?基本知識や日本国債の格付けについて説明いたします。

日本国債とは?

国債とは国が発行している「国庫債券」のことです。投資家が国債を購入すると、国にとっても資金調達になりますし、投資家にとっては国が決めた金利を受け取ることができたりと、満期金として元本が償還される仕組みです。そもそも国債にはさまざまな種類があり、発行する為の目的だったり根拠・発行方式・利払いなどの条件によって分かれます。

日本国債には大きく分けて2通りの支払いによる(利払い方式)種類があります。

1.利付国債
1年に2回利子の支払いが行われます。国債の満期を迎えると発行価格と同じ金額が支払われる為、満期まで保有している場合は元本割れをする心配がありません。
2.割引国債
利子の支払いがない分、発行価格は満期までの利子の分が割り引かれたものになります。そのため満期を迎えたときに、発行金額以上の金額を受け取ることができます。

また、発行目的による分類方法もあります。

普通国債といわれるものは「歳入債」になり、再出需要を賄う為の財源を得る目的で発行されています。例えば東日本大震災の復興の為に実施されているのが「復興債」ですし、当該年度の歳出を賄う為に発行されているのは「新規財源債」です。

他にも、財政資金の支出に対して国債を発行するのが「繰延債」、国庫の日々の資金繰りを目的に発行されているのは「融通債」など、これだけの違いがあるのが日本国債です。

国債を使って投資を考えるのであればこれらの違いについては把握しておかないと、自分に最適な国債がわからなくなってしまいます。

日本国債の格付け

日本国債を米国の会社が格付けし、AAからAAマイナスに引き下げたとニュースでも話題になりましたね。唐突な判断でしたし、当時8年9ヶ月ぶりにもなる格下げに驚いた人も多かったのではないでしょうか。

そもそもこれは日本が管理しているものではなく、米国が勝手に行っている格付け評価でもあります。格付けを行っている会社は「ムーディーズ」と「S&P」があり、国によってもそれぞれの評価に差があるケースも少なくありません。日本は両方で同じ評価基準になります。この格付けは国が発行している国債に対して、国民がどれだえ信用しているのか、国債に投資したお金が将来きちんと戻ってくるのかを格付けしたものです。

米国の格付けによれば日本国債は中国や韓国よりも下位だと評価しており、同位はイスラエルやチェコ、オマーンなどです。格付けでは各国の国債を経済力・制度の頑健性・財政力・リスクなどの適応性にそれぞれの点数をつけて評価しています。

日本の一般政府の債務は1100兆円を超えるなど驚きの数字です。この財務状況がネックになってしまい、評価を落としています。確かに日本の借金問題は常に話題になっていますし、わからなくもないですが、この格付を発表したあとにも日本国債の購入額に大きな変動はなく低下することもない状態が続いています。

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まとめ

日本国債について国が発行しているから安心と取るのか、逆に取るのかによっても考え方が変わってくるかもしれません。

確かに世界から見ると日本国債の評価が下がってしまうのもわからなくはありませんが、日本国債の評価がほとんど変わっていないことからも、そこまでの影響はないのではないでしょうか。

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