サイトなどを閲覧していると「Cookieを有効にしてください」など、当たり前のようにCookieというフレーズを目にすることがあるのではないでしょうか。なんとなくはわかっているものの、そもそもCookieとはどのようなものでどんな役割があるのか?など正しい知識を知らない人も多いかもしれません。意外と知らないCookieについて説明していきます。
Cookieとは?
ホームページを閲覧したときに、必ずあなたが訪問した「履歴」が残ります。それをITの専門用語でCookieといいます。訪問したユーザーの情報を一時的に保存しておく仕組みのようなものでもあり、そのデータでもあります。
例えばサイトに訪問したときにメールアドレスやパスワードなどの情報を再度入力せずともサイトの閲覧ができることもありますよね。IDやメールアドレスなどの必要な情報をすべて「ユーザー情報」として保存し、再度訪問したときに何度も同じ情報を入力する手間を省略することができます。
思い返してみると、何度も買い物をしているサイトなど簡単にログインできたり以前購入した商品の履歴が残っていたりした記憶はありませんか。これらはCookieに履歴が残っていたことになります。ログインしたときの状態がそのまま残っていることになるのです。
Cookieを保存・削除する方法
Cookieの履歴を保存したり削除するときは、ユーザーが自分で管理できます。ブラウザによってもCookieの編集方法が変わりますので確認してみてください。
例えばGoogle Chromeの場合、右上にある「メニュー」の中にある設定から「コンテンツの設定」でCookieについての詳細を設定できます。例えばローカルデータの設定を許可するかどうか、ブラウザを終了するまでデータを保存するなど、好みの形に調整してみてください。
なかにはCookieの履歴に残ってしまうと、プライバシーが気になるのでできるだけ避けたいし履歴を残したくないなんて人もいるかもしれません。またネットカフェなどの不特定多数の人が使用するPCを使ったあとは、個人情報を守る為にもCookieの削除を行うのをおすすめします。
まとめ
Cookieは覚えておかないと知らず知らずのうちに個人情報の漏洩に繋がってしまうこともあります。あなたが直近でどんな検索をしていて、どんな閲覧をしたのかを表示してしまいますのでCookieについてはこまめに削除するなど見直す必要もあります。特にお金が関わることなど個人情報を第三者に知られたくないような内容のときは充分に注意してくださいね。Cookieはネットを使う人であれば必ず覚えておきたい機能です。

当サイトに掲載されているGoogleアドセンス広告もCookieが使用されています。
履歴を元に広告を出すので、端末ごとに違う広告になっていると思います。